不況の現在では今の仕事に不安を抱えている人が多く将来に向けて手に職を付けるため資格を取りたい方が増えています。
資格といっても様々で司法書士、行政書士、社会保険労務士、簿記、宅建など上げればきりがないくらい沢山あります。そこで実際に受験して合格できるかが気になるところだと思いますので、
合格率から見た人気の高い資格の難易度を見て見ましょう!
資格別の試験状況(平成26年度)
資格 |
受験者 |
合格者 |
合格率 |
行政書士 |
48,869 |
4,043 |
8.27 |
司法書士 |
20,130 |
759 |
3.0 |
社労士 |
44,546 |
4,156 |
9.3 |
日商簿記(2級) |
54,188 |
14,318 |
26.4 |
宅建 |
192,029 |
33,670 |
17.5 |
これはほんの一部ですが、この数字を見て見ると行政書士、司法書士、社労士は
合格率が10%を切る難易度の高い資格と言えます。
特に
司法書士は法律系の資格で
司法試験の次に難しいとされていますので、しっかりと学習計画を立てなくては
受かるのは至難の業です。
他の資格も難しく、例えば合格率が高い簿記でさえ1級に
なれば10%をきってくるので最低でも一日2~3時間以上の勉強を計確的に
行わないと合格にもっていくのは中々難しいと思います。(各資格の詳しい説明は別ページで)
だからと言って決して諦める事はありません。
受験に合格するには頭の良し悪しではなく、
合格する為の学習ノウハウが必要なのです。それを活用すれば十分合格できる可能性があります。
そのノウハウを提供してくれるのが資格の学校です。あとは皆さんの根気ですので是非
頑張って下さい。次にどの資格がどのような仕事に有利なのかお話ししていきます。
どの資格を取れば就職や独立に有利か色々悩むと思います。
行政書士では、会社登記や飲食店
など様々な法律に関する書類作成や提出の代行業務、行政書士事務所への就職、
社労士では企業の社会保険・給与計算・年末調整などの代行業務、特に中小企業の需要は沢山ありますし、人事や総務のスペシャリストとして就職に断然有利になります。
これらは独立する場合でも少ない資金で自宅に開業できるメリットもあります。又、宅建に関しては、不動産・金融・建設関係の就職に有利になります。特に不動産会社で必要な宅建は意外と持っていない方がいて、就職してから取るケースもあるので、はじめから持っていれば企業側も採用メリットが十分にあります。簿記に関しては事務職として活躍できますが、出来れば2級は必要だと思います。
3級なら持っていてもいなくても同じと思われがちです。2級を持っていれば企業の事務や税理士・会計事務所への就職に強くなります。
将来何がやりたくてどんな仕事につきたいのかしっかり考えて資格を取得してください。
難易度の高い資格なのに、何故ここまで合格率か高いのか?